「色々見てきたんですが、木の家がやっぱりいいなぁって思ってですねぇ。。。」
H様との出会いは、見学会がきっかけでした。
将来的に実家を継がないといけないということもあり、自分たちの住まいをどうするか長い間考えていたそうです。ご相談に来られた時も、実家をリフォームする方がいいのか別棟を新築する方がいいのか迷われている状況でした。
でも建設予定地は色々と手続きに時間がかかりそうでした。乗り越えなければいけない問題はみなさん多少なりともあるのですが、今回は予想を上回る難題がいくつもあったのです。
「やっぱり木の家がいいなぁと思ってですね･･･」とのことで、初めての見学会では木の家のお話をさせていただきました。それから弊社の見学会には毎回ご参加いただき、気づけば2年半の月日が流れていました。それからも幾度となくご相談を受け、問題の解決を繰り返し、心が折れそうになりながらも二人三脚で進んできたように思います。
今回は、予定地の名義のことや、住宅ローンのこと、建設計画のことなどなど数多くの問題をクリアーし、高性能なエコ住宅が完成しました。家づくりの思いが大きい分、参考になる点は多いと思います。
「木のぬくもりを感じながら暮らす」、このためにはじまった家づくり。
普段の生活スタイル、日課、趣味、動線、それぞれの居場所、、、打合せを重ねるたびにかたちが見えていきました。
【外観】
外観はシンプルですが、目を惹く大開口のオープンスタイル。自然光を巧みに取込む工夫を施しています。
屋根はシンプルな片流れで、丈夫なガルバリウム鋼板葺き。壁は、ホワイトの石目調をベースに茶色の石目をアクセント色に。コントラストが素敵です。
【玄関】
玄関を入ると包み込まれる木の香。パパの疲れも吹っ飛びそうです。
【LDK】
ホールのドアを開けると大空間が広がります。光が降りそそぐ、とても明るいリビングになっています。
ここは家族みんなの意見が詰まったこだわりの空間です。
正方形に近いLDKは、体感で広さが倍増します。そこに吹抜けやあらわしの梁といった要素をプラスすることで、単調になりがちな空間に変化を造ります。
キッチン裏には2帖のパントリースペースも確保しました。多めにストックされる方におすすめの広さです。
【和室】
奥には和室。ゲストルームとして、ごろ寝スペースとして、あると便利な空間です。
【2階ホール】
インテリアのようなリビング階段を上がると、吹抜の奥にはフリースペース。
本が好きなご主人の読書スペースとなりそうです。
雨の日にはランドリースペースに早代わり！！自然素材のおかげで、その調湿効果は絶大です。
南面の軒を深くとることで余計な日差しを遮り、夏でも冬でも快適な明るい空間となります。
【納戸】
2階の中央には共用の納戸もあり、将来は書斎としても使えるスペースとなっています。
【寝室】
7.5帖に6帖のウォークインクローゼット。
【こども室】
6帖と7.5帖の子ども室は、スライドドアで区切りました。
ウレタンと遮熱の2つを合わせた工法を採用したことで、冬5℃暖かく夏5℃涼しい家となっています。吹抜は寒いから・・・なんて言葉とは無縁です♪
更に、ウレタン遮熱工法のおかげで光熱費を30％カット!