家づくりコラム 2024.03.21
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エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。
引用：https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/about/
子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。
・子育て世帯…令和5年4月1日時点で18歳未満の子どもがいる世帯。
・若者夫婦世帯…令和5年4月1日時点で夫婦どちらかの年齢が39歳以下の世帯。
夫婦の年齢が40歳以上でも18歳未満の子どもがいれば対象となります。
全世帯が対象となっています。
子育てエコホーム支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯の負担を減らす他に、環境に配慮した住宅づくりを支援しています。
そのため、子育てエコホーム支援事業の補助を受けるには、以下のいずれかの住宅性能が必要になります。
①長期優良住宅：100万円/戸
長期にわたり安全で快適に住み続けられる家だと、国から認定された住宅のことを長期優良住宅といいます。
ただし「市街化調整区域」と「土砂災害警戒区域又は浸水想定区域」に該当する場合は、原則、補助額が50万円/戸になります。
②ZEH住宅：80万円/戸
ZEHとは、住宅の断熱性や省エネ性を高め、太陽光パネルなどで生活に必要なエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギーの収支をだいたいゼロにしましょうという取り組みです。
ZEHについてはこちらの記事をご覧ください。
ただしこちらも「市街化調整区域」と「土砂災害警戒区域又は浸水想定区域」に該当する場合は、原則、補助額が40万円/戸になります。
リフォームの場合、補助額は最大20万円となります。
ただし子育て世帯・若者夫婦世帯が既存住宅を購入しリフォームする場合は60万円まで、増築・改築で長期優良住宅認定を受ければ45万円まで、それ以外のリフォームの場合は30万円までと上限が引き上げられます。
（申請する補助額の合計が5万円未満の場合は補助の対象にはなりません。）
補助の対象となっているリフォーム工事は下記の通りです。
【A】いずれか必須
➀開口部の断熱改修
➁外壁、屋根・天井または床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
【B】Aと同時に行う場合のみ補助対象
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設定
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
詳細はこちらをご覧ください。
https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/about/
交付申請期間は2024年3月中下旬〜予算上限に達するまでです。
受付終了は遅くとも2024年12月31日までとなっていますが、前事業の「こどもエコ住まい支援事業」は2023年3月31日に受付を開始し、2023年9月28日には予算に達して終了しています。
制度の利用を考えている方はお早めにご検討ください。
原則として子育てエコホーム支援事業と補助対象が重複する国の他の補助制度との併用はできません。
しかしリフォーム工事の場合、子育てエコホーム支援事業を含む4つの事業については補助対象が重複しない場合に併用が可能です。
①先進的窓リノベ2024事業
②給湯省エネ2024事業
③賃貸集合給湯省エネ2024事業
④子育てエコホーム支援事業
子育てエコホーム支援事業についてお伝えしてきました。
省エネ住宅をお得に建てられるこの制度。
子育て世帯、若者夫婦世帯だけでなく、リフォームに限っては全世帯の方が対象となっています。
イーホームも事業者登録が完了していますので、注文住宅の新築・リフォーム工事で補助制度の利用を検討されている方はお気軽にお問い合わせください。
子育て設計基地 イーホーム株式会社
〒802-0043
福岡県北九州市小倉北区足原2丁目10-16 B棟
TEL：(093)952-1060 FAX：(093)952-1061
フリーダイアル：0120-4106-39
e-mail：info@e-home.asia