家づくりコラム 2021.05.18
昨今人気の高い平屋住宅。
平屋のゆったりとした暮らしに憧れる、家事や移動が楽な家に住みたい、などの理由から平屋を選ばれる方が多いようです。
建てる前に知っておきたい平屋のメリットデメリットについてまとめてみましたので、家づくりの参考にしていただければと思います。
Contents
平屋住宅とは、1階建ての家のことをいいます。
全てのお部屋がマンションのようにワンフロアにおさまり、比較的ゆったりとした敷地に建てられることがほとんどです。
平屋は階段が無いことが最大の特徴です。
上下移動が無く足腰に負担がかかりにくい家なので、将来住みかえたり、リフォームしたりしなくてよい、長く安全に暮らすことができる家と言えます。
また洗濯物を干すために、掃除をするために階段を上り下りしなくてすむので、家事がしやすい家でもあります。
平行移動だけで家事や生活が完結するので、効率よく動ける家になります。
2階の重さがかからない分、建物の構造は安定します。
建物は縦が高いほど、地震や台風の強風など揺れのダメージを受けやすくなるので、1階しかない平屋は地震や台風の影響を受けにくい耐震性の高い家といえます。
また構造が安定していることで、柱や壁が少ない開放感のある空間にしたり、大きな開口部を作ったりと、デザインの自由度が高いというメリットもあります。
屋根の傾斜を活かして勾配天井にしたり、大胆に梁を見せたりなど、デザイン性も備えたお家が建てられます。
住宅は長く暮らしていくためにも、20年後30年後と定期的なメンテナンスや修繕が必要です。
2階建ての場合、屋根や2階部分の外壁などの修繕の際、足場を組む必要があります。
平屋の場合は大掛かりな足場を組む必要が無いので、その分メンテナンスにかかる費用が抑えられます。
また構造がシンプルなため、メンテナンスする項目も少なく済みます。
2階建てと同じ広さの家を建てる場合、平屋の方が広い敷地が必要になります。
日当たりや風通し、駐車場スペースの確保などを考えると、間取りを工夫する必要もでてきます。
そのため、土地探しと間取りづくりは一緒に考えるのがおススメです。
一般的に2階に配置される子供部屋や寝室が1階にくるので、その分の基礎・屋根の面積が増えます。
階段や廊下、2階のトイレなど必要ない部分の費用は抑えられますが、坪単価にするとおおよそ坪10万円前後、2階建てよりも高くなります。
加えて、固定資産税も高くなってしまいます。ここが一番痛いところかもしれません。
周りの環境によっては、日当たりの確保が難しかったり、風通しが悪かったりと、間取りに工夫が必要な場合があります。
窓を大きくしたり増やしたりした場合、道路や隣家の2階から室内が見えやすくなってしまうことも。軒を深くとったり目隠し用の塀を作ったりと、対策が必要です。
また開放感のある間取りが可能な反面、個人個人のプライバシーの確保が難しいことも。
寝室や子ども部屋の位置、暮らしの動線を考えると、ライフスタイルによっては2階建ての方が良い場合もあります。
マンションと戸建てのいいとこ取りができる平屋。
最後に、弊社の施工事例をご紹介します。
自分たちの暮らしに合ったお家づくりを考えていきましょう♪
【事例①】北九州市小倉南区「勾配天井のある平屋の家」
https://e-home.asia/works/kokuraminamiku-12/
【事例②】北九州市八幡東区「リビングと庭をつなぐウッドデッキのある平屋」
https://e-home.asia/works/yahatahigashiku-5/
【事例③】北九州市門司区「収納たっぷりロフト付の平屋の家」
https://e-home.asia/works/mojiku-3/
【事例④】北九州市小倉南区「ガルバの平屋の家」
https://e-home.asia/works/kokuraminamiku-20/
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