家づくりコラム 2024.03.03
掃除、洗濯、料理、買い物、片付けなど、生活をしていくうえで欠かせない家事。
毎日仕事に育児に忙しいなか、家事まで完璧にこなすなんて難しいですよね。
料理や洗濯は大変でも毎日やらないと生活が回らなくなってしまいますが、掃除についてはつい後回しにしてしまう方も多いようです。
ということで今回は「掃除がしやすい家」にするためのポイントを9つご紹介したいと思います。
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掃除を後回しにしてしまう理由として、時間と労力がかかるため、忙しい日常生活の中では負担に感じて後回しになる、という理由が多いのではないでしょうか。
また幼稚園~小学生くらいのお子様がいるご家庭では、きれいにしたそばから汚れていくのでキリがない、なんていうこともあるかと思います。
時間があるときにまとめてきれいにしよう…とつい後回しにしてしまう光景が思い浮かびます。
短時間の掃除できれいな状態を維持できれば嬉しいですよね。
まずは間取りについてのポイント4つです。
凹凸のないシンプルな四角形の間取りにするだけで、掃除機やフロアシートがかけやすくなります。
埃は隅の方に溜まっていきます。部屋に角がたくさんあったり、床に段差があったりするとシンプルな四角形の間取りに比べて念入りに掃除機をかけなければいけなかったり、そもそも掃除がしにくくなることもあります。
お掃除ロボットを使う場合も、なるべくシンプルな間取りにすることをおすすめします。
せっかく部屋の形をシンプルな四角形にしても、壁に沿って収納家具を置いたときには凹凸ができてしまいます。
足付きの家具でも、家具と床の隙間をこまめに掃除する必要があるので、掃除のしやすさでいうと造り付けの収納がおすすめです。
↑収納がリビング側に出て凸凹にならないよう、階段下を利用して配置
↑テレビボードは床から浮いたフロートタイプに
キッチン、洗面、浴室などの水回りは近くにまとめて配置することで、時短に繋がります。
物が散らかりやすい部分には収納スペースを設け、物を片付けやすくすると、掃除が楽になります。
物を仕舞い込む場所ではなく、使い終わったら片づける場所として使うこともポイントです。
次は設備についてのポイント5つをご紹介。
ニッチがあるとおしゃれに見えますが、意外と埃が溜まってしまう場所でもあります。
飾っていた小物がいつの間にか埃をかぶっていることも。
こまめに掃除するのが大変だと感じるなら、つくらない、もしくは必要最低限にすることをおすすめします。
キッチンであれば
・ワークトップとシンクは同じ素材を使い継ぎ目をなくす
・お掃除機能の付いたレンジフードを選ぶ
・IHコンロの周りの壁は油汚れがふき取りやすいキッチンパネルにする
など。
浴室なら
・スポンジでもしっかり汚れが落とせる床にする
・カウンターや収納棚をなくしてしまう
・水垢が付きにくい壁にする
トイレなら
・汚れがたまりやすい段差や隙間がないものを選ぶ
など。
床材にメンテナンスが楽で耐久性のあるフロアタイルにするのもおすすめです。
ダウンライトは天井に埋め込まれているので、照明に埃がたまりません。
シーリングライトの場合、天井との隙間に埃がたまってしまうため、掃除が大変です。
高断熱のサッシにすることで結露する確率が低くなるため、カーテンが汚れたりサッシ周りのカビの発生が抑えられます。
引き戸のレールには埃や小さなゴミが溜まりがちです。放置しておくと隅の方で固まってしまったり、引き戸の動きが悪くなったりしてしまいます。
上吊り式なら床にレールが無いため、その心配がありませんし、普段のお掃除も楽になります。
全部で9つのポイントをご紹介してきましたが、
・壁、床、天井は凹凸を少なくシンプルに
・汚れが付きにくい素材、汚れを落としやすい素材を選ぶ
の2つに大きくまとめられるかと思います。
また家づくりの際は “掃除がしやすい家” とテーマを定めて進めていくことで、迷ったときに選びやすくなりますよ♪
この記事が理想のお家づくりの参考になれば幸いです。
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