私の生れは熊本市、普通のサラリーマンの家庭に生まれました。
子供の頃の僕は、母親から聞く話では、少しもじっとしていない子供だったようで、いたずらして、母親がよく謝りに行っていたようです。
当時、団地に住んでいたせいか、住宅のチラシを見ては、こんな間取がいいなぁ・・・とか、こんな家がいいなぁ・・・などと小さいながら言っていたことを思い出します。
第2次ベビーブームと言われる時代で、子供の数も多く、中学校は13クラス。部活には属さず、アイスホッケーのクラブチームに入っていました。
だからと言って、アイスホッケーが上手いわけではありませんが、スケートには自信があります。(笑)
学生時代
高校時代は、理系のクラスに入り、当時目指していたのは、バイオテクノロジーの世界。
その道に進んでいたら、今何をやっていたのでしょうか??
アニメのトリコのようなへんてこな食べ物を作っていたかもしれません。(^_^;)
ここが私の第一の転機。
中学の頃の恩師が言った 「 お前は、理系むきじゃないと思う・・・。 」
の一言で、「そうかも。」 と思った私は、高校3年の2学期から文系へ転進。
大学には進んだものの、大学時代にこれがやりたい!
と言うものは見つからずじまいでした。
社会人、
結婚を機に北九州へ、
そして建築の道に
そして、第二の転機。
大学を卒業後は、防災機器メーカーへ勤務、ちょうどお台場のフジテレビ本社ビルなどに携わっていました。
学生時代の同級生だった今の嫁さんと結婚する時、九州に戻ることを決意し、その家業を手伝う、ことになったのです。
そうして、北九州に戻ってきてから、本格的に建築の道に入ることになりました。。。
もともと、建築科に進んだわけではなかったので、0からのスタートでしたが、小さい頃から建築には興味があり、とても楽しく入っていけました。
そのため、仕事が終わって学校へ、そして日曜日も学校へと数年通い、一つずつ今の資格を取ったのです。
まだ子供は小さかったのですが、どこへも連れて行ってやれず、今思えば子供にも、嫁さんにも寂しい思いをさせていたのかもしれません。
そんな私も、北九州に住んで、23年
戻ってきてからはずっとこの業界です。今でも、本当に楽しく、この仕事が大好きです。
思えば、天職だったのかもしれません。いや、そう思えるようになったのでしょう。
でも、今思えば
今の嫁さんに出会っていなければ、建築士にはなっていなかったでしょう。。。
ただ、建築の道に進んだことは、本当に良かったと思っています。
そして、強い必然。いや、運命を感じています。
住宅建築の
プロフェッショナルへ
ひとえに建築の道といっても、建築の分野も、色々あります。
工法などの新しい技術を作っていく分野。
現場で直接施工を行う分野。
その設計を行う分野。 あげればきりがありません。
私の場合は、住宅を造りあげる技術力。
そして、家を建てられる方の不安を取除いていけるメンタル力。
住宅会社では、この両方のスキルが必要です。
これが私の必然だった理由です。
今考えると、大学時代に文系に進んだことが、とてもいいバランスを作っているような気がします。
ただ、お伝えした通り、お客様と話さなくてはいけないので、
話はするものの、営業職でやってこられた方のように、うまくは話せないのです。
人を笑わせることも下手だし、冗談を言われても、うまくつっこんだりすることができません。
嫁さんからは、「あんたの話は、オチがない。」なんて言われたりもします。
お話を聞くのは大好きです。
でも、やっぱり技術屋なのだと思います。
だから、ご相談いただければ、私の知るすべてをお伝えしています。
そして、常に新しいことを学んで、それを伝えています。
お会いしたりお問合せの時に、みなさんがよく言われる一言があります。
それは、「一生に一度の大きな買い物だから、失敗したくない」と言う言葉です。
確かに誰もが思うことです。 その不安に対してお答えします。
「今や、家づくりで失敗することはありません。」
「今は、どこで建ててもちゃんとした家はできます!!」
この答えに疑問をお持ちになった方も多いのではないかと思います。
なぜそういえるのか、少しご説明させていただいてもよろしいでしょうか。
今は家づくりのための参考書や、良い情報がたくさん出ています。書籍やネットで一通り勉強することができます。
ですから、あなた様もたくさん勉強されてこられたのではないかと思います。
住宅会社もまた、そんなあなた様の期待にこたえるべく、技術を磨きサービスにも力を入れます。
ですので、現在住宅を建てている会社のレベルは、かなり高いのです。
と言うより、そのレベルでないと、新築を建てたりできないのが現状です。
こういう理由で、今や注文住宅で「欠陥住宅をつかまされる!」
「家づくりに失敗した!」と言うことは皆無なのです。
ただ、家づくりに携わる上で、私がつくづく思うことがあります。それは、
「いい家を造ることだけではなく、そこに住まれるご家族の幸せを考えておかなければならない!」
ということです。
設計や建築の技術については、もちろんプロとしてのアドバイスをしています。
でも、幸せになるために建てた家のせいで、生活が苦しくなったり、
不幸になったりしてはいけないのです。
ですから、
まずはその不安を取り除くことからお話しています。
もし、自分が家を建てるとしたら・・・そう考えると、何だかんだ言っても
お金のことが心配です。
ですので、「もし、弟や妹が家を建てるなら・・・もし、親戚や親しい友人が家を建てるなら・・・」そこから話すことが大事だと思っています。
確かに素敵な家、素敵な設備も重要でしょう。
しかし、まずは、家づくりを進める上で「何にいくら位・・・全体でいくら位かかるのか!」
そして「その金額をこれから先の様々なイベントがある中、30年35年安心して返済するには、
いくらの借り入れが適切で、どんな返済計画を立てるべきなのか!」
を考えてから家づくりを進めて頂けたらと思うのです。
技術屋あがりの私が言うのもおかしいかもしれませんが、家づくりは、まずここからはじめるのが正しい進め方だと考えています。
そのために勉強もしてきました。
技術屋なのであまりうまくは話せませんが、私が学んできた家づくりに関するお金の考え方を是非お伝えしたいと思っています。
そうすることで、「安心して家づくりを進めていける」と思うのです。
しかし、気を付けなくてはいけないことがあります。
それは、
「家づくりをしたあとで、人生に失敗するケースがある」
と言うことです。
もう少しこの話にお付合い下さい。
では、「失敗した。。。」と言われる方々の多くのケースはどういうことなのでしょうか?!
これも、答えをお伝えします。
それは、「考える順番を間違える」からなのです。
「失敗した」と思うケースの多くは以下の3つです。
① 本当は○○なのに、値段で決めてしまった。
② 本当は○○なのに、名前(メーカー)で決めてしまった。
③ 本当は○○なのに、場所だけで決めてしまった。
この○○に入る部分がすり替わってしまうために起こります。
他にも、「わけのわからないキャンペーンに乗ってしまった」
「今だけ!と言う値引きの誘いに乗ってしまった」などもあるでしょう。
そして後から、あぁなって・・・最終的にはこうなって・・・5年後には、
「マイホームを手放すことになってしまった。。。」
こんな最悪のシナリオは避けなくてはなりません。
もちろん、多少の妥協は必要です。
ただ、その妥協の部分が 家づくりの“めあて”の部分だったりすることが多いのです。
家づくりのために、勉強はしなくてはならないのですが、情報がありすぎて、気づくと、
はじめの家づくりの目的がすり替わってしまうことが、往々にしてあるのです。
だから私は、その めあて(家づくりの目的)を感じ取ることに重点をおいています。
「何のための、誰のための家づくり」なのか!まず、ここが一番です。
そして次に今お話した“お金の不安を解決する”こと これが二番目に重要です。
あとは、あなた様の好きな雰囲気、好きなデザイン、求める性能、できる価格と選択していけばいいのです。
そして、そこには「人」と言うキーワードも入ってくることでしょう。
信頼できるパートナーと出会えるかどうかも、重要なポイントです。
家づくりは、ある意味、結婚相手を探すような感じかもしれません。
注文住宅の場合、そこに家は存在しません。
そこに、こんな家を建てる・・・と言う約束事だけで、話を進めていかなくてはなりません。
当然そこには、本当に信頼できるパートナーが必要になるのです。
ですから、その人と出会うまで探し続けることも、重要なポイントだといえるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
私たちは、この様な想いで家づくりをしています。
私たちは小さな会社です。お客様に安くていい家を建てていただくために、モデル住宅も造りませんし、豪華なパンフレット等もありません。
ただ、どこで建てようとも、押さえておかなくてはならない
「お金の不安を解決する方法」そして、「間違うと家づくりに失敗してしまう順番」についてはしっかりとお話させていただいています。
私たちからの売り込み営業はしていません。
でも相談いただいた事には全力でお答えしています。
ご存じのことかもしれませんが、見学会や事務所に来られたからと言って、私たちから売り込み営業をすることはありません。
大手メーカーさんとは違い、小さな会社ですので、みなさまの所にお邪魔(訪問)したり、お電話を差し上げることは、物理的にできないのです。
ですから、沢山のご相談をお受けすることはできません。
でも、ご縁をいただいた方のサポートは、全力で行っています。
一つ一つのご縁を大事にしたいからこそ、あえて人を増やしたりもしたくありません。
実際、材質や施工精度を落とさずに、家の価格を限界まで下げようとすると、そうせざるを得ないのです。
イーホームは「いい家を手ごろな価格で手に入れたい方」のための会社だと考えています。
おかげさまで、そんなスタイルに共感してくださるお客様も増えています。
ですから、大変申し訳ございませんが、「ちょっと相談が・・・」とか「教えてほしいんだけど・・・」というようなことがあればぜひとも、
皆様から気軽に声を掛けていただきたいのです。
もし、ご相談をいただければ、ほとんどのお答えをご用意できると思います。
私たちはこのようなスタイルでやっています。
私の知りうることのすべてをお話していますので、気になるところを聞きに来ていただけたら幸いです。
プロとしてメリットとデメリットを
正しく伝えるようにしています。
私は、すべてにおいてメリットとデメリットがあると思っています。
ですから、メリットばかりをお話しすることはありません。
デメリットも含め、お話ししたうえで、何を選択するかは、みなさまに決断をしていただいています。
デパ地下の試食のお話と同じことなのです。
「試食しても、いいと思えなければ買う必要(選択の必要)はないのです。」
家づくりは、そう何度もできることではありません。
アドバイザーになってくれるような、気軽に話せるプロがいる方も数少ないと思います。
だからこそ、その部分をお手伝いしています。
正直、私も住宅を建てることを仕事にしていますから、任せていただければ、こんなに幸せなことはありません。
でも、家づくりに携わるものとして、ご縁を持たせていただいた方々が、失敗しない家づくりをしていただきたいのです。
長くなってしましましたが、私は、こんなスタイルでご相談をお受けしています。ご縁があれば、またお会いできることを楽しみにしております。