家づくり

長期優良住宅のメリットについて簡単に解説

2021年04月19日

 

高性能な住宅はあたりまえ、という今「長期優良住宅」という言葉も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし実際のところどんな住宅なのか、何がメリットなのかよく分からないという方も多いと思います。

この記事では、長期優良住宅の概要とメリットについて解説いたします。

 

長期優良住宅とは

長期優良住宅のメリットについて簡単に解説

従来の「つくっては壊す」スクラップ&ビルド型の社会から、「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換を目的として、長期にわたり住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅(=長期優良住宅)を普及させるため、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月5日に成立し、平成21年6月4日に施行されました。

<出典>住宅:長期優良住宅のページ – 国土交通省

簡単に言うと、国から「90年3世代にわたって引き継いでいける家ですよ」とお墨付きをもらった住宅のことです。

長期優良住宅の認定を受けるための条件

長期優良住宅の認定を受けるためには、以下の基準をクリアしている必要があります。

耐久性

数世代にわたって住めるよう、100年継続して使用できる耐久性が確保されていること。

耐震性

大きな地震が起きても損傷の少ない地震に強い家であること。

メンテナンスのしやすさ

劣化しやすい内装や設備のメンテナンスが、将来簡単にできる設計であること。

可変性

ライフスタイルの変化に応じて、リフォームしやすい間取り・設計になっていること。

バリアフリー性

将来バリアフリーリフォームに対応できるようになっていること。

省エネルギー性

断熱や気密性などが一定の基準を満たしていること。

居住環境

地域の街並みと調和していること、配慮されていること。

住戸面積

長く快適に暮らすために、十分な広さが確保されていること。

維持保全計画

定期点検や補修の計画が作られていること。

 

長期優良住宅のメリット

長期優良住宅のメリットについて簡単に解説

税金が優遇される
①固定資産税の軽減期間の延長

新築を建てた場合、一定期間、固定資産税が1/2に軽減される制度があります。

その期間が、一般住宅なら3年間のところ、長期優良住宅なら5年間となります。

ここはかなり大きなメリットと言えるでしょう。

 

一般住宅

長期優良住宅

軽減期間

3年

5年

 

②登録免許税の軽減

不動産を取得すると、登記の申請が必要になります。その登記手続きの際に国に納める税金のことを登録免許税といいます。

登録免許税=固定資産税評価額×税率の式で計算されますが、

保存登記なら一般住宅では税率0.15%のところが、長期優良住宅では0.1%に。

移転登記なら一般住宅では0.3%のところが、長期優良住宅なら0.2%に軽減されます。

 

一般住宅の税率

長期優良住宅の税率

保存登記

0.15%

0.1%

移転登記

(戸建ての場合)

0.3%

0.2%

 

③不動産取得税の控除額が増える

不動産取得税とは、土地を購入したり家を建てたりして不動産を取得したときにかかる税金です。

一般住宅の場合

不動産取得税=(固定資産税評価額-1,200万円)× 3%となりますが、

長期優良住宅の場合

不動産取得税=(固定資産税評価額-1,300万円 )× 3%に。

100万円増額されています。

 

④住宅ローン減税の控除枠拡大

借り入れした住宅ローンの、年末の残高の1%が10年間、所得税と住民税から控除されます。

控除対象の借入限度額は、一般住宅が4000万円のところ、長期優良住宅では5000万円までに引き上げられています。

ただし、4000万円以上の借り入れ、40万円以上の所得税・住民税を収めている場合のメリットになります。

 

・投資型免税

住宅ローンを組まず現金で購入する場合、上記の優遇は受けられません。

そのかわり「投資型減税」という、長期優良住宅にかかった費用(上限500万円)の10%が、年末の所得税額から控除される制度があります。

 

補助金が受けられる

長期優良住宅を新築するとき、国土交通省による「地域型住宅グリーン化事業」の補助金を受けられる可能性があります。

国の採択を受けたグループの工務店が施工し、条件を満たしている場合、一戸当たり最大で100万円受けることができます。(+αの加算金もあり。)

 

資産として活用することができる

長期優良住宅の認定を受けていれば、JTI(移住・住みかえ支援機構)に登録し「マイホーム借り上げ制度」を利用することができます。

長期優良住宅は90年のお墨付きをもらった家。

シニア世代の方が例えば30年後、仕事を退職した、子供と同居することになった、などライフスタイルの変化で住みかえを検討した場合、残りの60年をJTIが借家として借り上げてくれる制度です。

家や土地を売却することなく収入を得て、住みかえ資金に充てたり年金の足しにしたりできます。

例えば6万円で30年間貸せたとすると、6万円×30年で2,160万円。それでもまだ、あと30年貸すことができます。

そう考えると売ってしまうより、資産として活用した方が断然メリットがあると思いませんか?

このように、長持ちする家を資産として有効活用できるのです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

長く快適に暮らせる家である、ということが国から正式に認定されている長期優良住宅。

子ども、孫世代にまで家を残すことができます。

長期優良住宅を建てるとき、一般の住宅を建てるよりも申請手続きに時間がかかりますので、スムーズに進めるためにも実績のある工務店を探されると良いと思います。

弊社でも長期優良住宅を施工しております。加えてJTIの登録店ですので、ご不明な点・ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 


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