家づくりコラム 2024.03.16
間取りや設備、インテリアなどを重視される方が多いと思いますが、家づくりにおいて照明計画も欠かせません。
例えば食事をするダイニング、料理や洗い物をするキッチン、洗濯物をする洗面室、体を休める寝室では、空間を使うタイミングや目的は違いますよね。
どの部屋にどんな照明が必要なのか、照明計画に必要なポイントをご紹介したいと思います。
まず照明計画とは、空間の目的や過ごし方に合わせて必要な明るさを確保するために、位置や数をプランニングすることです。
せっかく理想の間取りがつくれても、適切な明るさが無ければ快適な生活を送れないことも。
・明るさ
・色
・光の広がり方
・デザイン
などをふまえて、プランニングしていきます。
天井に直接設置するタイプの照明。
部屋全体をムラなく照らすことができるので、メインの照明として採用されることが多いです。
部屋全体を明るくしてくれる半面、のっぺりとした印象にもなりやすいです。おしゃれな雰囲気を楽しみたい方は、調光タイプを選んだり、ダウンライトや据え置き照明を使い分けたりするのがおすすめ。
ダウンライトとは天井に埋め込む形で取り付ける照明のこと。
シーリングライトやペンダントライトとは違い、天井がフラットになるのが特徴で、部屋がスッキリとした印象になります。
天井から吊り下げて設置するタイプの照明。
デザインが豊富でお部屋のアクセントにぴったりです。
照明の位置が低くなり、照らす範囲も狭くなります。
ピンポイントに照らすタイプの照明のこと。お店や美術館などでよく見かけますね。
光を拡散するタイプの商品もあるため、メイン・補助どちらでも使うことができます。
壁・天井どちらにも取り付けができるため、
吹き抜け部分に採用することが多いです。
壁に取り付けるタイプの照明器具のこと。
照明周辺に影ができやすく、光と影で奥行きを感じられます。
デザインも豊富で、明かりの見え方も様々です。
光を壁や天井に反射させることで柔らかく空間を照らす照明のこと。
上記に出てきたスポットライトやブラケットライトもデザインや光の向きによっては間接照明として使うことができます。
「節電」「長寿命」の観点からも、今ではLED電球が主流になっています。
また調光できるのもLED電球の特徴で、同じ照明でも使う時間に合わせて光の色を自由に変えられます。
↓下にいくにつれて青みがかった色になります。
■電球色
オレンジがかった暖かみのある色。
明るさは抑えめで、リラックスしたいシーンに向いているため、夜寝る前のリビングや寝室などに向いています。
また料理が美味しそうに見える色でもあるため、リビングダイニングの照明にも向いています。
■温白色
電球色、昼白色の中間の色で、落ち着きのある明るさです。
家族団らんのリビングに向いています。
■昼白色
屋外の太陽光の色に一番近い、馴染みのある白色です。
朝スッキリ目覚めたいとき、メイクや調理をするシーンに向いています。
■昼光色
青みがかった爽やかな色です。
集中力を高める働きがあるため、書斎や子ども部屋、読書をする場所に向いています。
弊社の施工事例をご紹介します。
デザインが特徴的なブラケットライトを玄関の主役に。
レンガ調のアクセントクロスや梁が見えている天井に馴染むシンプルなダウンライト。
上向きに照らして吹き抜けを印象的に。
昼間は高窓から光が差し込むリビング。夜は明るすぎない光でのんびりとした時間が過ごせそうです。
手元の明るさを確保しつつ、デザインも楽しむキッチンのペンダントライト。
和風なデザインの四角いシーリングライト。調光タイプなので、客間として使う場合も過ごしやすい明るさに調節できます。
光源が直接見えないようになっているペンダントライト。眩しすぎず、リラックスしたい寝室にぴったりの照明です。
色々な種類の照明をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
快適に過ごすためにも、お部屋での過ごし方をふまえてプランニングすることが大切です。
実際の明るさや照明器具のデザイン、お部屋との相性が気になる方は、ぜひ完成見学会で確かめてみてください♪
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